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薬と色

薬草医学と染織というのは一見何の関係もないように見えて、じつは深いレベルでとてもよく似た仕事なのだ。

両者は単に植物を扱い、そこから「薬」や「色」などの植物の精髄をひき出してくるという点で共通しているだけではない。

自然の植物染料を使って布を染める文化のコンテクストでは、「色を身にまとう」ということは即ち「薬を身につける」ことにほかならない。


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